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小学校の入学準備から小学校卒業まで、どんなことにいくらお金がかかるの?

一般的に「私立の小学校は高くて、公立の小学校は安い」と言われています。
公立だからほとんどタダじゃないの?と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、公立の小学校は、授業料こそかかりませんが、授業料以外でかかる費用が意外とあります。

今回は、公立の小学校の入学準備から小学校卒業までにどれくらいの金額がかかるのかをみていきましょう。


<公立の小学校の入学準備はいくらかかるの?>

小学校の入学準備グッズとして、一番に挙げられるのはランドセルではないかと思います。

ランドセルを選んで購入することは、今や「ラン活」とも呼ばれています。
2018年度は、小学校入学の前年、すなわち、年長の4月くらいから資料請求やランドセル購入の下見に
動き出す方が多くみられました。

特に、首都圏ではラン活が過熱しており、工房で職人が作っている〇〇カバンのような
「工房系ランドセル」では、5月中旬には売り切れる商品もありました。

ランドセルの素材(牛革や人工皮革(クラリーノ))によっても異なりますが、
価格は、3万円~10万円と幅広く、工房系ランドセルやセイバンの「天使の羽根」等ですと、
5~7万円の価格帯が多いようです。

入学準備では、ランドセルに一番費用がかかるといっても過言ではありません。
しかし、4月前のランドセル商戦が始まる前(つまり、年長に上がる前)、もしくは、
小学校入学直前に購入すると、機能面はさほど変わらずに、値引きされている場合があります。

ランドセルの色や柄の選択肢は減りますが、牛革が良い、きれいなパープルが良いなど
特段のこだわりがない場合は、オフシーズンの時期にお得に購入するという方法はいかがでしょうか?

また、ランドセル以外にも、学校指定用品、文房具、また、制服があるなしによっても
費用はかわってきますが、入学準備費用として5万円~8万円ほどかかり、
ランドセルと合わせると10万円~15万円程度はかかります。

最近は、リビングのダイニングテーブルで勉強するお子さんが多くなり、
学習机を購入しないという家庭も増えているようですが、学習机も購入する場合は、
上記に加えて2万円~10万円程度の費用がかかりますので、何を購入するかを検討し、
入学準備費用を早めに用意しておきましょう。

<公立の小学校は6年間でいくらかかるの?>

文部科学省のH28年度「子供の学習費調査」によりますと、
公立の小学校の年間学校教育費は60,043円(授業料はなし、遠足、教材費、PTA会費等含む)となり、
別途給食費が年間44,441円かかります。

学校外活動費は217,826円(習い事や本代等を含む)となり、これらを含む、
全ての1年間の学習費総額は322,310円となります。

よって、小学校6年間の総額は、322,310円×6年間で1,933,860円になります。

いかがでしたでしょうか?
公立の小学校では授業料はかからないとはいえ、年間約32万円、6年間で約193万円程度はかかります。
児童手当を貯蓄するなどして費用を確保しておきましょう。

また、母子家庭、生活保護世帯等で就学するにあたって援助が必要な場合は、
自治体によっては、入学準備金や小学校の学用品、修学旅行費等の就学援助が
受けられることもありますので、自治体に確認してみましょう。


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