FPお役立ちコラムcolumn

全国300社の金融機関からあなたにぴったりの住宅ローンを選ぶには

今日本には300を超える金融機関があり、それぞれの金融機関ごとに5~10種類の住宅ローンがあります。
借入期間、保証料、団体信用生命保険など条件を加えると、一生かかっても調べられないほど、
住宅ローンの情報がたくさん出てきます。

何を比較すればよいのでしょうか?


住宅ローン選びのポイントは大きく5つあります。


1.審査が通るかどうか
住宅ローンはお金を借りて、毎月きっちり返す事を前提とした金融商品です。
従って、金融機関に「この人はお金を返す能力がないな」とみられると審査に落ちます。
審査に落ちることは住宅ローンで家を買えないという答えにつながります。

住宅ローンをもっとも借りやすいのは、勤続年数が3年以上の公務員であると言われています。
倒産することがない、解雇されることがない、収入は毎年上昇していく、ということで、
お金を貸す金融機関としてはもっともお金を貸すことにリスクのない人たちと言えます。

次いで、老舗の一部上場企業に勤務している方も金融機関側からの評価が高いです。
金融機関側は「貸してあげる」ではなく、「借りて欲しい」というスタンスでの
対応になるかもしれません。

中小企業や、零細企業、個人事業主は並びの順に住宅ローンが借りづらくなります。
特に個人事業主は非常に審査が厳しいです。

他には収入が低いと金融機関の審査は厳しくなります。
収入の変動が大きな仕事の方も、金融機関の審査は厳しめです。

しかし、審査の厳しい人ほど、無理な条件を出してくる傾向があります。
もっと金利の安いところで借りたい、もっと高い家を買いたい、など
将来の返済を考慮せずに自分の欲しい家を、借りたいローンを買える
と誤解している場合が多いのです。

住宅ローンの審査は機械的な要素が大きく、ルールが決まっています。
年齢、年収、働き方などが審査の要素ですので、たくさん借りたい場合は
自分を変える必要があります。


2.金利を含めた費用はどこが安いか
住宅ローンは金利の他に、諸費用、事務手数料、団体信用生命保険料など様々な費用がかかります。
金利だけでなく、他の要素も比べることでより有利な条件が見えてきます。

しかし、変動金利と固定金利の比較は金利だけではできませんので、
比較する場合は金利が変動した場合に備えた予備費を特別に計算し、
予備費も含めて計算すると比較しやすいでしょう。


3.団体信用生命保険はどんな保障が必要か
団体信用生命保険は一般的には死亡時と高度障害時に保険金が支払われます。
●大疾病団信などというように、色々な条件で保険金の支払いのできる団信も増えています。
例えばガンと診断されたら住宅ローンが免除になるなど、です。

金利の上乗せが必要になる場合もありますので、必要と感じたら金融機関ごとに比べてみるとよいでしょう。


4.自宅は金融機関の管轄内か
どんなに有利な条件の金融機関があったとしても、自宅予定の地域が管轄外であれば
住宅ローンを借りることはできません。外国の金融機関が日本で融資をすることはありませんし、
日本の金融機関が外国の自宅に融資をすることはありません。
北海道の金融機関が沖縄で融資をすることは無いのです。金融機関によっては管轄するエリアが
決まっていることがほとんどですので、自分の地域の中で比較検討することが必要です。

5.平日夜や土日に手続きができるか
一般的には、日本の銀行は平日の9時~15時までの間に様々な取引を済ませる必要があります。
住宅ローンを借りる契約も、住宅ローンの融資金を振り込む手続きも、平日の日中でしかできません。
従って、平日が仕事の人は仕事を休む必要がでてきます。
しかし、ネットバンクなどを選択肢とすると、平日昼間でなくても手続きができる可能性がありますので、
休みをとりづらい人などは検討すると良いでしょう。
ただし、ネットバンクは手続きに時間がかかることが多いので、物件購入から引き渡しまで
2か月程度の余裕があるとよいでしょう。

上記5つのポイントを比較してみると、あなたにぴったりの住宅ローンが見つかるかもしれません。

不動産会社の薦める住宅ローンや、銀行が薦める住宅ローンは、あなたのための提案ではありません。
不動産会社の提案は物件をスムーズに販売するためのものです。
銀行が薦める住宅ローンは銀行がたくさん、高い金利で貸すための提案です。
自分のための住宅ローンを選ぶには自分で探すしかないのです。



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